プログラム & 登壇者
PROGRAM & SPEAKERS
PROGRAM
DAY 1
2026.3.12 (Thu)
CEREMONY 13:30-14:30
カーペットセレモニー
【参加者】伊瀬茉莉也 / KENTO MORI / MEGUMI など
CEREMONY 15:00-15:45
オープニングセレモニー
オープニングアクト パフォーマー 剱伎衆かむゐ、主催者挨拶、来賓挨拶、などをおこないます。
【MC】桂三輝 / 玉川恵
SESSION 1 15:45-16:45
オープニングセッション
「映画、アニメ、CM――今、表現者はAIとどう向き合うべきか?」
生成AIの登場で、映画、アニメ、CMなどのクリエイティブは劇的に変化しつつあります。そこでオープニングセッションとして、WAIFF 2026 KYOTO の審査員と、識者に登壇いただき、それぞれのAIとの向き合い方、AIが変えて行く世界とは? についてのメッセージをいただきます。
【登壇者】和田亮一 / 櫻井大樹 / 齋藤優一郎 / 二見文子 / 秦建日子 / 中島信也 / 伊瀬茉莉也 / MEGUMI / 宮台真司 / Douglas Montgomery など
【MC】横里隆
CEREMONY 17:00-18:30
授賞式(アワード)
ベストAIフィルム賞、ベストAIアニメ賞、ベストPocketANIME賞、ベストシノプシス+AIティザー賞、ベストAI CM賞の5部門の受賞作品とJapan Best AI Filmを発表します。また、KENTO MORIや小林未郁の特別パフォーマンスも予定しています。
DAY 2
2026.3.13 (Fri)
SESSION 2 10:00-10:45
AI×国際トレンド
「海外AI最新事情と日本IPの可能性」
現在、生成AIを取り巻く海外の状況はどのようになっているのでしょうか? また、その中で日本のIPはどのような可能性を秘めているのでしょうか? 世界マーケットで活躍する、Douglas Montgomery氏をプレゼンターに迎え、AIの国際トレンドを語っていただきます。
【登壇者】Douglas Montgomery
SESSION 3 11:10-11:45
AI×俳優・声優
「AI俳優・AIボイスの時代をどう生きるか?」
実体のみならず、AIによって組成された俳優や声優が活躍する“デジタルツイン”時代が到来しつつあります。そのとき、生身の演者たちはどのような対応と変革を求められるのでしょうか? 俳優、声優の方々を迎え、吉田尚記氏の進行で、期待と不安が交錯する本音トークを展開してもらいます。
【登壇者】伊瀬茉莉也 / 別所哲也
【MC】吉田尚記
SESSION 4 12:05-12:50
AI×ナラティブ
「AIが生み出す“感動”は本物か? ――AI時代の映画祭が見出す新たな価値とは」
果たしてAIが作り出す表現は人々の心を震わせることができるのか? AIゆえの優れた訴求力は存在するのか? そして、それらをいち早くとらえて人々に伝える新しい映画祭はどのように進化すべきか? クリエイターや映画祭関係者を交え、WAIFF自体の未来をも探る意欲的なセッションです。
【登壇者】 別所哲也 / Yves Dalbiez / 高松美由紀 / 二見文子 / 井上勇人
【MC】和田亮一
SESSION 5 13:40-14:40
AI×模擬裁判
「AIは敵か、味方か、それとも?——ディベートでAIの是非を問う」
AIは敵か味方か? AIがもたらすのはディストピアかユートピアか? AI映画祭であるWAIFFの場で、あえてAIのネガティブな面にも光を当てつつ議論を行います。弁護士、クリエイターを交えての“AIをめぐる模擬裁判的ディベート”です。
【登壇者】秦建日子 / 齋藤優一郎 / 照井勝 / 中山雅弘 / 髙橋望 / Rémi Tereszkiewicz
【MC】櫻井大樹
BREAK 14:40-14:50
休憩・転換
《Morphic プレゼンツ》
SESSION 6 15:00-15:45
AI×映画・アニメ制作
「AI時代の映画・アニメづくりの痛みと情熱」
生成AIの活用によって、映画づくりはどのように変化するのか? 既存の映像産業は衰退してしまうのか? それとも更なる進化と拡大をもたらすのか? 実際の制作現場に立つ監督、プロデューサーに登壇いただき、AIがもたらす課題とメリット、現場でとりくむ情熱について語り合っていただきます。
【登壇者】櫻井大樹 / 髙橋望 / 井上勇人 / Coco Nitta / Yves Dalbiez / JD Kanani
【MC】吉田尚記
SESSION 7 16:00-17:30
AI×宮台真司
「AI時代のクリエイティブーー圧倒的な絶望とその先の希望とは?」 (60分)+「ディスカッション」(20~30分)
生成AIが浸透しつつある現在、あらゆる表現は従来の価値と意味を変質させていきます。その中で生き残り、かすかな輝きを発する表現とはどのようなものなのでしょう? 人類学的社会学者であり、映画批評家でもある宮台真司氏が、AI時代のクリエイティブについて深く語ります。宮台氏によるキーノートのあとには、表現界を代表して櫻井氏、齋藤氏等に登壇いただき、宮台トークを受けたディスカッションを行います。映画祭の締めを飾るトーク&セッションです。
【講演】宮台真司
【ディスカッション】宮台真司 / 櫻井大樹 / 齋藤優一郎 / Douglas Montgomery
【MC】横里隆
登壇者
SPEAKERS
Douglas Montgomery
ダグラス・モンゴメリー
Douglas Montgomery
GLOBAL CONNECTS MEDIA CEO/インターナショナル・コンテンツ・ストラテジスト
エンターテインメントおよび小売業界において20年以上の経験を持つリサーチャー/アナリストであり、インターナショナル・コンテンツ・ストラテジストとしても活動する。
16年間にわたりWarner Bros.に在籍し、アメリカ、日本、イギリスの3カ国で、同社の経営陣および主要小売パートナーを支援するアナリストを務め、映画・エンターテインメント市場とグローバル流通の双方に精通した知見を培う。
2021年、GLOBAL CONNECTS MEDIAを設立し、CEOに就任。
戦略的リサーチと洞察を通じて、クライアントのグローバルなエンターテインメントおよび小売市場への展開を支援している。
ロサンゼルスを拠点に、国際映画祭「Global Stage Hollywood」を主宰。
クリエイター、プロデューサー、スタジオ、投資家を結ぶグローバルプラットフォームとして、国境を越えた共同製作や新たな才能の発掘を推進している。
特にAI、新しいナラティブ表現、グローバルIP開発の交差点に強い関心を持ち、次世代のストーリーテラーを支える制作・市場モデルの構築に取り組む。
2025年、外国特派員協会(FCCJ)エンターテインメント評議委員会長に就任。国際映画祭、マーケット、業界フォーラムに継続的に参加し、映画とエンターテインメントの未来、ならびにグローバル・コラボレーションの可能性について発信を続けている。
メッセージ
ハリウッドが100年かけて築き上げたインフラの優位性は、今まさにAIによる破壊的革新(ディスラプション)の下で崩れ去ろうとしています。ロサンゼルスでは、わずか3年間で数千ものエンターテインメント関連の雇用が失われました。これは労働力の約4分の1に相当します。ハリウッドの「ゲートキーパー」としての地位を正当化していた旧来のコスト構造は排除されつつあり、コンテンツは真の意味でグローバル化しています。
ここで重要な鍵となるのは、「誰が最も多くのコンテンツを生み出せるか?」という点です。その答えは、アジアです。
47億人の人口と深く豊かな文化的IPを持つアジアは、戦略的に動くことができれば、この混沌とした状況を最大の好機に変える位置にいます。ハリウッドは、門が閉ざされていた時代には機能する高コストな生産マシンを作り上げました。しかし、ストリーミングとAIが描く未来がその門を開け放った今、古いマシンは競争力を失いつつあります。
しかし、有利なポジションにいることだけで運命が決まるわけではありません。日本のコンテンツ、その強力な「ソフトパワー」は岐路に立たされています。アニメ人気はかつてない高まりを見せていますが、課題も残っています。制作現場では、トップスタジオやクリエイターが3〜4年先までスケジュールが埋まっているというバックログ(受注残)を抱えています。さらに、コンテンツのROI(投資対効果)の大部分はいまだ海外に留まっています。
今こそ日本が新しい技術とアイデアを受け入れ、世界の注目を集めると同時に、クリエイティブ・コミュニティにより大きなリターンをもたらすべき時です。
AIは、これら両方の目標を達成するための現実的な道筋を提供します。
私は、日本のスタジオがこの前例のない変革を活用し、持続可能なグローバルオーディエンスを構築できるのか、それとも構造的なリスク回避姿勢によって、アジアにおけるAIの優位性をより攻撃的な競合に明け渡してしまうのかを問いかけます。

ゲートはすでに開かれている。
あとは、日本がそのゲートをくぐる意志があるかどうかだ。

井上 勇人
井上 勇人
Hayato Inoue
TOKYO EPIC COO 兼 制作統括
AIを活用したショートアニメ事業「PocketANIME」を中核に、AIアニメーションの制作フロー設計、量産体制の構築、IP開発およびグローバル展開を統括。
創作とテクノロジー、ビジネスを横断する実装力を強みとし、日本発のAIアニメを国際市場へ届ける役割を担っている。

2025年、ハリウッドで開催された国際映画祭「Global Stage Hollywood」に登壇。
AI×アニメーションによる次世代制作モデルをテーマに登壇し、AI生成アニメシリーズの世界初エピソードを国際的な映画・メディア関係者に向けて発表した。

同年、パリで開催された欧州最大級の映像・放送技術展示会「SATIS 2025」においても登壇。「Animation × AI」をテーマに、生成AIがもたらすアニメ制作の変革、制作スピードと表現の民主化、そして新たなIP創出の可能性について講演を行った。

また、マレーシアの私立総合大学「Management and Science University(MSU)」との連携協定(MOU)を主導。
AIアニメーションを軸とした人材育成、教育プログラムの共同開発、産学連携による次世代クリエイター育成を推進している。

AIアニメーションを「技術デモ」に留めず、物語・IP・産業として成立させる実装者として、映画祭・教育・スタジオ・市場を横断しながら、次世代のストーリーテラーが世界へ挑戦できるエコシステム構築に取り組んでいる。
宮台 真司
宮台 真司
Shinji Miyadai
人類学的社会学者・映画批評家
1959年、仙台市生まれ。
現代社会の複雑性を「システム理論」と「身体性」の両面から読み解く社会学者。
加速するテクノロジー社会において、人間が人間としての尊厳と活力を維持し続けるための 「生態学的ニッチ」を理論と実践の両面から探究し続けている。
大著4冊の映画批評、森(森のようちえん・森のキャンプ)と海(シーカヤック)の野外実践、恋愛ワークショップなども、多くの人に生き方を変えるほど影響を与えた。
近年は社会システム理論を、人類学・考古学・精神病理学・進化生物学・比較認知科学・宇宙物理学・量子物理学)などを取り入れた普遍生態学へと拡張。
その一端を示す最新刊『宮台式人類学──前提を遡る思考』(2026年3月10日刊行)は、ゲラを読んだ諸分野の学者や精神科医や宗教家などから驚嘆の声を以て迎えられている。
メッセージ
僕の周辺では、動画作成経験のない学生たちが生成AIを使って宮台が登場する数分以内のショート動画を次々作り、それらをつなげた中編動画もある。
自分たちが作った動画を仲間内で楽しむ文化が育っている。
音楽家や物書きのプロのみならず経営会議に臨む経営者や政策立案をする政治家も、既に生成AIを用いて「2人羽織」化している。
データをクロールする生成AIと著作権で戦うのは無駄だ。

「その都度」の時期に生成AIがキャッチアップできていない表現を目指す時代が訪れた。
「その都度」を超えて生成AIが原理的に不得意とする表現とは何かを各表現者が考えることが、棲み分けの手間を省く。
先端科学の視座から「AIが与える体験」ならぬ「AIを訪れる体験」がキーフレーズになる。

髙橋 望
髙橋 望
Nozomu Takahashi
映画プロデューサー/アニメ特撮アーカイブ機構 理事
1960年生まれ、東京都出身。
スタジオジブリにて、鈴木敏夫プロデューサーの右腕として『千と千尋の神隠し』や『紅の豚』などの制作を担当し、『海がきこえる』や『猫の恩返し』ではプロデューサーを務めた。
その後、日本テレビに移籍し、細田守監督の『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』、山崎貴監督の『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズなど、数多くのヒット作を手掛けた。
現在は、アニメーション映画の企画にかかわる一方、庵野秀明監督が理事長を務めるアニメ特撮アーカイブ機構の理事として過去作の資料の保存や利活用推進といった活動にも力を入れている。
メッセージ
アニメーション制作は、膨大な時間と労力を要する過酷な現場です。
私は、AIの進歩がもたらす『効率化』や『省力化』が、映画制作の未来を大きく変えると確信しています。
制作コストや予算の壁をAIが取り払ってくれるなら、これまで『お金がかかりすぎて成立しない』と諦めていた壮大な企画や、収益性にとらわれない『尖ったニッチな企画』にも光が当たるはずです。技術の革新によって、アニメーション映画の企画の幅はもっと自由に、もっと豊かになるでしょう。
AIという新たな力を味方につけて、表現の多様性を切り拓く。そんな熱意あるクリエイターの皆さんの挑戦に、京都で出会えることを心から楽しみにしています。

Yves Dalbiez
イヴ・ダルビエ
Yves Dalbiez
Filmmaker / Creative AI Director
Yves Dalbiezは、サンダンスで特集され、数々の国際的な賞を受賞してきた映画監督。

20年以上にわたり、CGI、3Dキャラクターアニメーション、実写映像制作の分野で培った高度な専門性を、新世代の生成AIツールと融合させることで、次世代型の映像表現を切り拓いてきました

UNILEVER、CONRAD、CANONなどのグローバルブランドのキャンペーン制作をはじめ、アーティスト向けハイエンドコンテンツの制作にも携わり、The DorBrothersと共に手がけたスヌープ・ドッグの公式シーケンスや、Secret Levelsによる著名人プロジェクト、PROMISE AIなどトップスタジオとの協業実績を持ちます。また、「Project Odyssey」などのオンライン映画コンペティションでも受賞を重ね、伝統的映画制作と次世代アーティストリーの融合を体現する存在として高い評価を得ています

Forbes、STASH Media、Motionographer、Viggleなどのメディアでも紹介され、洗練されたビジュアルセンスと強い感情的インパクトを重視する作風で知られています。

現在は東京を拠点にクリエイティブ・コンサルティング・ラボを率い、広告代理店やスタジオに対し、生成AIツールを活用しながらも本質的なメッセージ性と品質を損なわない制作体制の構築を支援。広告業界向けセミナーの実施や、Runwayコミュニティの東京ミートアップの主催など、教育・啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

彼のミッションは、AIを神秘化するのではなく、プロフェッショナルなクリエイターが「意図」「品質」「スタイル」をもって活用できるツールへと再定義すること。
KamikAI、Freepik、Runway、Kling、Leonardo、Viggle、Hailuo Minimax、Mago Studio、Viduといった主要AIプラットフォームのクリエイティブパートナーとしても活動し、未来のビジュアル・ストーリーテリングを形づくるツールと美学の進化に貢献しています。
別所 哲也
別所 哲也
Tetsuya Bessho
俳優/国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表
90年日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。 米国俳優協会 (SAG) メンバー。その後、映画・テレビドラマ・舞台・ラジオ等で幅広く 活躍中。 99年より、日本発の国際短編映画祭 「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」 を 主宰。04年、米国アカデミー賞公認映画祭に認定。 これまでの取り組みにより、文化庁文化発信部門長官表彰受賞。 観光庁 「VISIT JAPAN 大使」 、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員、カタールフレンド基金親善大使、 映画倫理委員会委員、外務省 「ジャパン・ハウス」 有識者諮問会議メンバー、東京観光大使、立命館大学ビジネススクール客員教授に就任。 内閣府 「世界で活躍し 『日本』 を発信する日本人」 の一人に選出。 第1回岩谷時子賞 奨励賞 受賞。第63回横浜文化賞 受賞。
メッセージ
WAIFF 日本初開催おめでとうございます!
テクノロジーも人類のクリエイション。
エジソンやリュミエール兄弟の発明がクリエイティブと融合し、シネマは、短編映画から始まり、文化としてもビジネスとしても、20世紀に開花しました。
21世紀、生成AIが産み出す新たな人類のクリエイティブステージ。
私が主宰する映画祭にも多くの 「AIショートフィルム」 が世界中からエントリーしてきています。
ともに耕しましょう。
映像の未来地図を!

⽶国アカデミー賞公認
国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表
別所哲也
中山 雅弘
中山 雅弘
Masahiro Nakayama
株式会社Puri Prince 代表取締役社長
1997年株式会社セガ・エンタープライゼス(現在の株式会社セガ)に入社しアーケード施設「池袋GiGO」にてサクラ大戦専門ショップ「太正浪漫堂」を立ち上げ、その後本社でサクラ大戦ほか同社キャラクタープロデュースを手掛け、戦場のヴァルキュリアシリーズや初音ミクMIKUNOPOLISなどのアニメやライブを企画。また原作作りを含めて開発部署とIP開発を⾏う。2016年株式会社トムス・エンタテインメント出向、企画プロデュース部にて『笑ゥせぇるすまんNEW』等新規アニメ放送枠にて多数担当。2018年株式会社ブシロード⼊社、『D4DJ』等メディアミックスPJを歴任し同社退職後、株式会社Puri Princeを設立。
照井 勝
照井 勝
Masaru Terui
弁護士
青山綜合法律事務所パートナー弁護士
一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻非常勤講師(エンタテインメント法)
弁護士知財ネット理事

専門分野は、映画・テレビ、ゲーム、音楽、広告、アート、ファッション、スポーツ関連の契約交渉、契約書作成及び紛争解決。
クレジットされている最近の映画作品としては、『怪物』(是枝裕和監督、2023年)、『ファーストキス 1ST KISS』(塚原あゆ子監督、2025年)、『この夏の星を見る』(山元環監督、2025年)、『爆弾』(永井聡監督、2025年)など。
メッセージ
半世紀生きている間に、2つの革命に遭遇しました。インターネットとAIです。
法律というものの宿命ですが、圧倒的な速さで成長していくテクノロジーに対して、残念ながら常に周回遅れです。
ですが、これは日本に限った話ではありません。全世界の法律が今、現在進行形でAIに関連する問題に直面しています。
ある意味、カオスに近い状況の中で、映画に関連する法律や契約がどのような形でAIに向き合っていくべきなのか。
私もその渦中の中で日々もがいている一人です。参加されるみなさまと一緒に、我々が進むべき道を模索したいと思います。

吉田 尚記
吉田 尚記
Hisanori Yoshida
ニッポン放送アナウンサー
1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
2012年第49回「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」受賞。
ラジオ番組でのパーソナリティのほか、テレビ番組やイベントでの司会進行など、レギュラー番組以外に年間200本ほど出演。
またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人、バーチャルアナウンサー「一翔剣」の「上司」であるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。

なお、2024年には東京大学大学院に合格し、2025年4月から東京大学大学院情報学環・学際情報学府・社会情報学コース在籍中。研究テーマは、『推し活はウェルビーイングをもたらすのか?~「ももいろクローバーZ」のファンとウェルビーイングの関係に注目して』。

共著を含め14冊の書籍を刊行し、ジャンルはコミュニケーション・ウェルビーイング・メディア論・アドラー心理学・フロー理論・人類学・相対性理論など多岐にわたる。
著書の『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)は国内13.5万部、タイで3万部を突破するベストセラーに。最新作は2025年7月発売の吉本芸人で大学講師、サイエンスコミュニケーターの黒ラブ教授との共著『雑談でわかる相対性理論』(マイナビ出版)
メッセージ
メディアの歴史は、常に「技術の発明」という名の革命によって書き換えられてきました。

かつて人類は、フィルムの連続撮影が可能になったことで初めて「映画」という魔法を手にしました。
絵が命を宿すアニメーションに驚喜し、CGによって想像力の限界を超える光景を現実にしました。
技術はいつも、発明以前の人類には到達し得なかった新しい世界を、私たちの目の前に強引に引き寄せてくれるのです。

そして今、私たちはAIという新たな特異点に立っています。
これが単なる効率化ではなく、映画の定義すら変貌させる「未知の発明」であることを確信しています。AIが導く、まだ誰も見たことのない表現の地平に出会えることが、楽しみでなりません。

Rémi Tereszkiewicz
レミ・テレシキェヴィッチ
Rémi Tereszkiewicz
BetaSeries CSO/Marketing Strategist & Sales SVP in the TV & Streaming Industry
欧州テレビ・ストリーミング業界を代表するマーケティングストラテジスト。欧州最大級のTV&ストリーミングファンプラットフォーム「BetaSeries」のCSOとして、オーディエンス分析、AI活用、国際流通戦略を統括。データ×マーケティング×クリエイション×テクノロジーを横断し、コンテンツの企画からマネタイズまでを支援している。

これまでに、Series Mania、Canneseries、MIPCOM、Monte-Carlo TV Festival、International Emmy Awardsなど、欧州・北米の主要マーケットや映画祭で多数登壇。AIによる視聴者予測、ディスカバラビリティ戦略、コンテンツ輸出モデルをテーマに、国際的な議論をリードしている。

Warner Bros.フランス&ベネルクスVP、Lagardère Entertainment Digital(現Mediawan)マネージングディレクター、Netgem/Videofutur副社長などを歴任。現在はMiluna Productions代表も務め、国際共同制作、コンサルティング、審査員活動にも従事。

ソルボンヌ大学、HEC、ESSECなどでも講義を行うほか、BBC Studios、TF1、Sony、Creative Europeなどの研修講師も務める。
Coco Nitta
ココ・ニッタ
Coco Nitta
Founder & President, KamikAI
日米を中心に22年以上のキャリアを持つクリエイティブプロデューサー/起業家。
グラミー賞ノミネート、AMA受賞歴を持つ音楽プロデューサーとして国際的に活動し、AVEXやLDHなどと連携しながら海外と日本のエンターテインメントをつないできました。

現在は、プロ向け2Dアニメ制作に特化したAI技術を開発するシリコンバレー発のAI企業・KamikAIの創業者兼代表。実制作のワークフローに組み込まれる“AIネイティブ”ツールを開発し、主要グローバル配信プラットフォームで公開されたAI支援アニメーションを実現。

「AIはアーティストの代替ではなく、鉛筆の延長である」という思想のもと、創造性を拡張するテクノロジーの実装を推進している。
Jaynti “JD” Kanani
ジェインティ・“JD”・カナニ
Jaynti “JD” Kanani
Founder & CEO, Morphic
Jaynti “JD” Kanani(ジェインティ・“JD”・カナニ)は、オールインワンのクリエイティブAIスイート Morphic の創業者兼CEOです。Morphicは、ストーリーテリングの未来を切り拓くことを目的としたプラットフォームです。

JDはもともと映画制作を志しており、その夢を実現するために、そして自分自身だけでなく世界中のストーリーテラーが作品を生み出せる環境をつくるために、Morphicを立ち上げました。

2024年にローンチされたMorphicは、最先端のAI技術を映画監督、アニメーター、ストーリーテラーの手に届け、制作プロセス全体においてこれまでにないレベルのコントロールと一貫性を実現しています。

JDのリーダーシップのもと、Morphicは東京の 4861 Inc. と共同で、AIによるアニメシリーズ 『DQN』 を制作。また、新進気鋭の映画制作者を支援する 100万ドル規模のクリエイターズ・ファンド を立ち上げました。さらに、WAIFF 2026 Kyoto のグローバルスポンサー も務めています。

Morphic創業以前、JDは Polygon の共同創業者兼CEOとして、世界で最も広く採用されているテクノロジープラットフォームの一つを築きました。

現在Morphicは、サンノゼ、ニューヨーク、ドバイ、バンガロールに拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。
司会者
Master of Ceremonies
桂 三輝
桂 三輝
Katsura Sunshine
カナダ人落語家/六代目桂文枝の15番目の弟子
2011年に3年間の落語修業を修了し、400年の歴史を持つ日本の落語界において、外国人としては2人目の落語家となる。

これまで世界各地で英語による落語公演を行い、現在はブロードウェイの中心にある劇場 NEW WORLD STAGES にて、月例公演を7年間継続し、NY タイムズ紙において「MASTER STORY TELLER」と評される。

2019年には、大阪で開催されたG20サミットのオープニングレセプションにおいて、バイリンガルMCとして選出され、各国のVIPのホストを務める。

現在は4人の弟子を持ち、引き続き世界各国で公演活動を行っている。
スペシャルパフォーマー
SPECIAL PERFORMERS
島口 哲朗
島口 哲朗
Tetsuro Shimaguchi
剱伎衆かむゐ/サムライアーティスト
1970年 埼玉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。
1998年 【剱伎衆かむゐ】を結成。
サムライアーティストとして国内外でパフォーマンス活動。

2003年 Q.タランティーノ監督映画『キル・ビルvol.1』では出演&殺陣指導・振付。
2012年 【剱伎道】創設。
日本、イタリア、イギリス、フランス、チェコなどで道場を展開。

2018年 イタリアフィレンツェにてアジア人初のコンソナンゼ文化芸術賞受賞。
2019年 会津若松市観光大使、福島県あったかふくしま観光大使に就任。
2021年 一般社団法人Code of the SAMURAI創設。
2025年 Netflix『イクサガミ』では剱伎監修・振付。
日本文化・芸術としての「SAMURAI」を世界に発信し続けている。
小林 未郁
小林 未郁
Mika Kobayashi
シンガーソングライター/ボーカリスト
ピアノ弾き語りのシンガーソングライターでありながら、数々のアニメやゲームのテーマソングを歌うボーカリスト。
自身のオリジナル楽曲は女の情念をメインテーマとし、クラシックを彷彿とさせるメロディが特徴的な反面、ボーカリストとしては戦いや葛藤など激情的で力強い歌声を得意とする。
2010年よりヨーロッパを中心として海外進出を果たし、以来毎年欠かさず海外ツアーを決行。国内外問わずどこへでも歌いに行き、どんな環境でもライブを成功させる生粋のライブアーティスト。
これまで訪れた国はイタリア、フランス、スペイン、ポーランド、エストニア、ポルトガル、フィンランド、イギリス、UAE、サウジアラビア、ロシア、ベラルーシ、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、チリ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、韓国、など。
中華圏では毎年ソロコンサートツアーを開催し、どんなに小さな町にも自身が出向き音楽を届けるスタイルである。
2016年、思い描いたことを自分の力で実現するという信念を持ち続ける為、自主レーベル miccabose を設立。
2019年発売のアルバム「Mika Type は」では、日本を含め6ヶ国のアーティストとコラボレーションし、6ヶ国語での歌唱を達成。それに続く2024年発売のアルバム「Mika Type 散」にて、更に3カ国のアーティストを交え、ライフワークを確立。人生を通して国際的な音楽活動を目標としている。

●Vocal Works
ドラマ:NHK連続テレビ小説「まれ」「真犯人フラグ」「医龍3」
アニメ:「進撃の巨人」「ガンダムUC」「約束のネバーランド」「甲鉄城のカバネリ」「アルドノアゼロ」など
CM:UCCフルスロットル
ゲーム:「FINAL FANTASY XI」「崩壊3rd」「ゼノブレイドクロス」「Dragon’s Dogma : Dark Arisen」など

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